~ケレンについて~

こんにちわ!

株式会社HIMAWARIです🌻

本日は「ケレン作業」についてお話したいと思います!

 

ケレン作業のケレンとは英語のクリーンが訛って

「ケレン」になったといわれていてます。

ケレン作業は

外壁塗装をする際に行われる下地処理のことで

外壁や屋根などの錆や古い塗装を削ぎ落し

綺麗に整える作業のことを言います。

 

ケレン作業の目的は大きく二つあり

「塗料の密着性をあげる」

「下地を整える」

です。

まず「塗料の密着性をあげる」ということは

被塗面を凸凹させ塗料の付着をよくすることです。

外壁塗装もきれいな仕上がりになり

塗膜を長時間キープすることができます。

そしてもうひとつの目的、

「下地を整える」ということは

塗料の建造物や建築物をダメージから守る役割を

最大限に発揮させるために

塗布の前に錆などの邪魔になるものを

取り除き、綺麗な状態にすることです。

これによって塗料の剥がれによる住宅老化も

防ぐことができ耐久性もあげることができます。

 

ケレンの種類ですが一つではなく

四種類もの種類があるのでそちらもご紹介していきます!

 

まず「1種ケレン」と呼ばれるものは

腐食や錆が激しいときにつかわれます。

「ブラスト工法」という強力な噴射力をもつ機械で

汚れを剥がす方法でそれにより赤さびなどを除去し

金属面などに傷をつけて

塗料が密着しやすい表面をつくることできます。

薬剤によって錆を溶かして行われる

酸洗浄が行われるときもあります。

 

次に「2種ケレン」です。

こちらは全体的に腐食が進んでいるときに

使われる種類です。旧塗膜や錆を除去し

完全に外壁の鉄肌をあらわにする方法です。

薬剤は使わず電動ブラシなどの電動工具や手工具で

削ります。表面の光沢を出し塗料の付着をよくします。

 

三つめは「3種ケレン」です。

3種ケレンは部分的に腐食があるもので

劣化していない部分は残して行われます。

手工具や電動工具などが使われ

外壁塗装のメンテナンスなどにも

よく使われる方法です。

 

最後に「4種ケレン」です。

4種ケレンはあまり錆がなく

塗膜の膨れや割れや剥がれなどが多少みられる場合に

つかわれる方法です。

ワイヤーブラシなどで凹凸がある部分などを磨き、

ほうきなどで表面をきれいにし

場合によっては水などでふき取り清掃をします。

 

4種類のケレンを紹介しましたが

費用がも変わってくるほどの差があります。

外壁の塗膜の状態が悪くなると

外壁材自体を交換しなければならなくなる可能性もあるので

長く使い続けるためにも3種ケレン程度の状態で

塗り替えることをお勧めします😊

 

外壁塗装の際にそのまま塗料を塗るのではなく

「ケレン作業」を加えることで

塗料の役割を最大限に活かし

剥がれによる劣化も防ぐことができるので

ケレン作業はとても大事な作業になります☆彡