~油性塗料と水性塗料の違い~
こんにちわ!!!
株式会社HIMAWARIです🌻
本日は油性塗料と水性塗料の違いについて
お話したいと思います😊!!
まず外壁塗装用の塗料に含まれる
顔料や添加物などは個体の状態なので
液体で溶かす(薄める)必要があります。
その際塗料を溶かすのが水なら水性塗料。
シンナーなどの溶剤で溶かすなら油性塗料。
ということになります。
これから油性塗料と水性塗料、
それぞれのメリットデメリットを詳しくお話しします🌞
まず油性塗料のメリットは耐久性の高さと
仕上がりの美しさです。
油性塗料に含まれるシンナーなどの有機溶剤には
耐久性の高い塗膜を作る力があります。
そして塗膜が自らまっすぐになろうとするため
乾燥とともにハケ跡がなくなり
綺麗な仕上がりにもなります。
環境に左右されにくく乾燥が早いことや
密着性も高いため
素材を選ばずに塗装できることもメリットです。
水性塗料では塗装できない箇所にも対応しているので
とても役立ちます!
一方デメリットはなんといっても
シンナー独特の臭いです。
溶剤は健康や環境に被害を及ぼすといわれている
VOCを排出するため
塗装する際は近隣への配慮も必要になってきます。
また、シンナーは引火性が高く
性質上保管場所や管理の仕方に十分注意しなければいけなくなり
取り扱いが大変なデメリットがあります。
最近では弱いシンナーでも溶かせる
「弱溶剤」と呼ばれる塗料も開発されていて
臭いや刺激も少なく人体や環境への影響も少ないので
水性塗料を使用できない箇所にも向いています。
次に水性塗料のメリットは
臭いがほとんどしないことです。
油性塗料は乾燥する際にシンナーのにおいが発生するのに対し
水性塗料は乾燥する際も水が蒸発するだけなので
臭いが発生しません。
こちらはVOCの排出や引火の心配も少なく
道具類なども水で洗うことができるため
DIYなどにもおすすめの塗料です。
そしてデメリットは
一定の温度にならないとしっかり乾燥しないことがるため
気温が低い時期は施工期間が長くなってしまう可能性もあるので
施工時期も選んで十分な換気を行いながら塗装を行う必要があります。
そして水性塗料はアルミやステンレスといった
金属部分には密着しにくい性質があるため
屋根塗りや破風板などの塗装には向かないケースがあります。
その場合は油性塗料で下塗りをするなどの方法もあるので
製品の使用方法をよく読んで塗装しましょう。
水性塗料というと水に弱いのではないかと
思う方もいらっしゃるかと思いますが
しっかり乾燥して水分が蒸発し硬化すれば
雨などで濡れても流れ落ちる心配はありません。
ですがしっかり乾燥するまでは雨などの
水に弱いので天気がいい日に施工する必要があります。
水性塗料にも油性塗料にも
それぞれメリットとデメリットがありますが
室内は臭いもなく環境にも優しい水性塗料、
屋外の耐久性を求められる部分や
直射日光があたる部分には
油性塗料を使うなど箇所に応じて
塗料を選ぶのがおすすめです♪